今回はウマ娘プリティーダービーのアニメの話です。
タイトルにちょっと引いた人もいるかもしれませんが(^^;
ウマ娘のアニメがめっちゃ泣けたんで書くことにしました。
このアニメ、面白いことにしっかり作り込んでいるところと、
全然謎なところがはっきりしてるんですよ。
これを見ていくとブログとかYouTubeとか、
100%のレベルで作り込んでいかなくても面白いし問題ない
ってのが分かるんです。
私も最初はゲーム派生の美少女アニメとバカにしてたんですよ。
だから、全然見る気が無かったんですよね。
ただ、娘が少し前にスマホゲームやってたのを思い出して、
試しにちょっとだけ見てみようと思ったんです。
で、シーズン2の最後まで一気に全部見てしまいました(^^;
食わず嫌いはダメですねぇ。
シーズン1はスペシャルウィークとサイレンスズカの話、
シーズン2はトウカイテイオーとメジロマックイーンの話なんですよ。
シーズン1の凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったブロワイエ(モンジュー)
99年のジャパンカップでスペシャルウィークが下し優勝したのも泣けました。
モンシューがブロワイエになっているのは、
多分、名前が使えなかったのでしょうね。
あ、アニメでは年度は一切出てきません。
細かい時間の概念はありませんからね。
アニメが史実に沿っているのを分かるように私が勝手に付けています。
あと、私はウマ娘のゲームも競馬もしません。
「なんで、馬のこと知ってんねん?」
って、思われるでしょうが、
これは母がJRAの職員だったからです。
家での会話に普通に馬の話題が出てましたからねぇ(^^;
勝手に覚えてしまったんです。
で、本題。
映画でも、
漫画でも、
アニメでも、
あなたや私が作るコンテンツにしてもそう。
大半の読み手や視聴者はディテールなんてどうでも良いんですよ。
そんなのを求めるのは、ほんの一部のマニアだけ。
だから、面白ければディテールまで作り込む必要は無いってことなんです。
私は作り込まれたものが好きです。
ワールドトリガーの心理戦とか結構面白いと思ってます。
でも、こんなのは少数派。
多くの人はそんなのどうでもいいんですよ。
だから、コンテンツを作るときに、
あえて少数派を狙う必要ってないんですよね。
ウマ娘も元々はスマホゲームだし、
ターゲットは競馬オタクではないですからね。
ウマ娘も細かい設定はしてないんですよ。
実際、どんな感じかというと、
ウマ娘たちが集うトレセン学院は美浦か栗東か分からない
ウマ娘たちはトゥインクルシリーズを目指して
レースを走るために、まずトレセン学院に入学します。
このトレセン学院というのはJRAでいう
「トレーニングセンター」なんですよね。
でも、JARのトレーニングセンターは美浦か栗東なんですよね。
練習用トラックの形もどちらとも違うようだし、
競馬場との距離感も、もっと近い感じなんですよね。
だから、どっちでもない架空の場所。
競馬ファンならJRAのトレーニングセンターを
模して欲しいって思うでしょう。
でも、こんなこと考えるのは競馬ファンだけです。
アニメファンやウマ娘ファンとしては、
こんなところどっちでも良いってことなんですよね。
牡馬が一切出て来ない
競走馬には牡馬(ぼば)と牝馬(ひんば)がいます。
オス、メスってことです。
牝馬って言葉は良く出てくるんですけど、
牡馬ってあまり出てこないんですよね。
ちなみに、騙馬(せんば)というのもいます。
これは、去勢された馬のことです。
男としては想像すると怖いです(^^;
で、
ウマ娘は女の子しか出てきません。
でも、
トウカイテイオーもメジロマックイーンも
牡馬、男の子ですからね(^^;
普通に考えたら牝馬だけでは繁殖できないじゃないですか。
でも、その辺りは一切触れてないんですよね。
一般の人たちも「ウマ娘さん」と読んで、
人間とは別の扱いをしています。
トレーナーさんとウマ娘の関係性を見ていると
性に関しては人間とウマ娘は共通のようです。
ちなみに、彼女たちを育成している、
トレーナーさんの役名は「トレーナー」です。
毎回、出てくるのにモブキャラ扱いですよ(笑)
話は戻って、ウマ娘は人間との間で繁殖できるのかとか、
別に牡馬が存在するのかって話は一切ありません。
つまり、ウマ娘では繁殖についての詳細はどうでもいいんですよ。
これがダービースタリオンだと繁殖できず資金不足でゲームオーバーです。
全然違う年代の馬が集まっている
馬の年代もだいたい学年で分けられていますが、
同時期ではない競走馬たちが一緒にレースしてます。
アニメ上では実際のレース史に沿っているので、
レースでは同時期のライバルと走っています。
ただ、学園ではそんなの関係なく練習してるんですよね。
シンボリルドルフとトウカイテイオーと
ゴールドシップでは時代が全く違いますからね。
あと、トレセン学院の学年制度がよく分からないんですよ。
普通なら1年毎に学年は上がるだろうし、
卒業って話も出てくるでしょう。
トウカイテイオーが小学生のときから、
シンボリルドルフは現役最強です。
キタサンブラックとサトノダイヤモンドが
入学してきますが誰も卒業していきません。
レース引退しても卒業とか退学なんて話無いですし。
まぁ、こんな感じで細かい設定は無いんですよ。
でもね、
話にちゃんと物語があれば面白くなるんですよ。
だから、ディテールにこだわる必要は無いんです。
ただ、設定がザルってわけでもありません。
生徒会長のトウカイテイオーはシンボリルドルフに
憧れているのですが実は親子関係とか。
実際、偉大な父親ですからね。
ハルウララが高知でお土産買ってくるところも笑ってしまいました。
ハルウララはJRAで活躍できなくて高知で走っていたんですよ。
ずっと負け続けだったんですがJRAの
規定タイムをクリアし続けていたんですよね。
他にもマチカネフクキタルが占いばっかやってるとか。
(多分、フクキタルだから。笑)
この、「マチカネ」って付くのは細川益男氏の馬で
最大200頭くらいの競走馬を同時に所有されていたそうです。
JRAに登録された馬だけで600頭超えてるんですよ。
これだけいると稼ぐ馬と稼がない馬の凸凹が均されて、
賞金で収益がプラスになるらしいですよ(^^;
いやぁ、凄い人もいるもんです。
ちなみに、ウマ娘で私が一番好きなキャラはマチカネタンホイザです。
ちょっと余談でしたが、
アニメと本物で性格は合わせていないみたいですが、
キャラ毎の性格設定はしっかりされています。
また、走る特徴はかなり忠実に設定されています。
メジロパーマーは先行逃げ切り型とか、
トウカイテイオーは実際に身体が柔らかい馬だった。
メジロマックイーンは長距離が得意だったとか。
ビワハヤヒデは顔がでかいとか(笑)
育成ゲームが元なのでこの辺りはしっかりしているのでしょう。
多くの人は面白ければディテールの作り込みまでは求めてないってことです。
だから、あなたが何かコンテンツを作るときもポイントを押さえさえすれば、
無理して時間かけてディテールを作り込む必要は無いってことです。
あ、機能的価値の高い情報がスッポ抜けてもいいってわけではないですよ。
大事なことは、
「機能的価値の高い情報+面白さ」
ですからね。
ただ、面白さに影響のない細かいところまで時間をかけて作り込む必要は無いって話です。
あなたもブログとか書くときに、そういうところで時間かけすぎているようなら
そこそこでリリースすることを心がけてみてください。
きっと、ペースが上がってコンテンツが増えます。
他にもTwitterで独自性を出す方法の記事なんかも書いています。
これはブログ記事とかプロフィール、YouTubeなんかでも活用できますよ。
今回は、 「Twitterで独自性を出すのはどうしたらいいか?」 って、話をします。 ツイートやアカウントに独自性を出せなくて 困っている人が多いんですよね。 確かに、色々なアカウントを見ていて[…]