ウマ娘のストーリが良すぎて不覚にも泣いてしまった話

今回はウマ娘とストーリーの話です。

 

ウマ娘のシーズン2はトウカイテイオーを中心に
メジロマックイーンとのライバル対決を描いているのですが、

 

史実とウマ娘のストーリーが相まって、

 

めっちゃ泣けたんですよ(T_T)

 

で、本題に入る前に、

 

史実だけをつらつら書かれても感動もクソも無いですよね。
年表見て萌えるのはマニアだけです。

 

つまり、機能性だけだと読み手の心は動かないってことなんですよ。

 

これは、レッドクリフやキングダムも同じ。
大河ドラマや朝ドラなんかもそうです。

 

そう、ポイントは物語(ストーリー)です。

 

この物語をあなたのプロフィールとか、
ブログに使うと読まれるようになるんです。

ウマ娘シーズン2は史実に沿っているのですが、
そこにストーリーが上手に乗せられているんですよね。

 

では、、その辺りを話します。

 

トウカイテイオーとメジロマックイーン

 

トウカイテイオーは、あの無敗の三冠馬、
帝王シンボリルドルフの子なんですよ。

 

偉大な父がいるんですよ。

 

そんなテイオーは、実は仔馬のとき華奢で、
あまり期待されていませんでした。

しかし、トレーニングを始めると、
非常に柔軟な動きで関係者の期待を集めたんですよ。

 

この柔軟な動きがテイオーステップを生み出していたんです。

 

デビューは1990年、3歳のとき。

 

出だしは凄く順調で連勝街道まっしぐら。
初年度を無敗で終えるんですよ。

 

そして、

 

91年には皐月賞、東京優駿(日本ダービー)と無敗で二冠を達成。
父シンボリルドルフと同じ無敗の三冠達成を期待されるんですよね。

 

しかし、悲劇が起こります。

 

レース直後に右後脚に異常が発生して
レントゲンで骨折が見つかったんです。

あと、1勝で無敗のクラシック3冠、、、
テイオーは最後の菊花賞を断腸の思いで諦めました。

 

テイオーは父と同じ無敗のクラシック三冠を目標にしていました。
順調だったキャリアは早くも2年目で挫折してしまうんです。

 

それでも、テイオーは前向きに目標を「無敗の馬」に
切り替えて復帰を目指しトレーニングを続けるんですよ。

 

約一年後。

 

トウカイテイオーは92年の産経大阪杯で復帰するんです。

 

結果は圧勝!!

 

強いトウカイテイオーが復活したんですよ!!

 

そして、迎えた92年の天皇賞(春)

 

トウカイテイオーは無敗で絶好調で前評判でも一番人気。
ライバルのメジロマックイーンと初めての直接対決に挑むんです。

 

これが世にいうTM対決です。

 

実はこのとき、メジロマックイーンはMT対決と
言われないことに凄く不満を感じ沸々と闘志を燃やしていました。

 

そう、誰もがトウカイテイオーが勝つと思っていたんですよ。

 

そして、いよいよ直接対決へ!!
一斉にゲートが開きます!!

テイオーは4、5番手に付けたマックイーンの後ろに付けます。
そして第3コーナーでスパートをかけたマックイーンを追いかけます。

 

このまま、ゴールまでに逃げるマックイーンを抜き去る!!

 

はずが、、、

 

最後のストレートで失速してしまうんです。

 

さらに3頭に抜かれマックイーンに
10馬身以上離され5着という結果に。。。

 

天皇賞の距離は3200m。

 

テイオーはトレーニングはしてきたものの、
2400m以上のレース経験が無く惨敗。。。

 

やはり、中距離馬にとって3200mは長すぎたんですよ。

 

そして、メジロマックイーンは史上初の天皇賞2連覇。
テイオーはライバルに差をつけられてしまうんです。

 

さらにテイオーはレース後、
また剥離骨折にが見つかり療養へ、、、

 

2度目の休養。。。

 

無敗の3冠を達成できず、
無敗の馬も達成できず、

テイオーは自身が走る目標を無くし、
ただただ、走るだけの日々を過ごすことに。

 

その後、レースに復帰するも、

 

天皇賞(秋)でも失速して初の掲示板外の7着。

 

続くジャパンカップでは外国勢を抑えて優勝するものの、
有馬記念では自己最低の11着に沈んでしまうんですよ。

さらに故障が判明し、
また療養に。。。

 

ここから療養中のテイオーはトレーナーの指示で
裏方に回りチームのサポートに専念するんですが、

 

そんなときにマックイーンから自身の目標を聞かされるんですよ。

 

「テイオーとの中距離での再戦が自身の目標だ!」と。

 

その言葉を受けたトウカイテイオーは再び走る意味を見出すんです。
もう一度、マックイーンとの対決のために。

 

そして、93年。

 

テイオーは宝塚記念を目指しましたが、
出走10日前にまた剥離骨折が。。。

ライバル対決のはずだった宝塚記念は、
トウカイテイオーの故障でまた流れてしまうんです。

 

テイオー三度目の骨折。

 

もう、復帰は不可能と医者から宣告され、
さすがのテイオーも心が折れました。

 

彼女はファン感謝祭のライブを最後に引退を決意するんです。

 

しかし、ライバルチームのツインターボは、
トウカイテイオーの引退に納得できなかったんです。

 

自分がレースに勝って、

「諦めなければできることをテイオーに見せつけてやる」

決意するんです。

 

そしてファン感謝祭当日、満員のライブで
テイオーは観客にこれまでの感謝を伝えるんですが、
肝心の引退を告げることができないでいました。

 

そんな中、ライバルチーム<カノープス>のメンバーによる
工作によって突如会場のスクリーンにツインターボが走る
オールカマー(G2レース)の映像が映し出されるんですよ。

 

大逃げを打つツインターボ!!

 

息絶え絶えになりながら激走!!

 

今まで大きな戦績を残していなかったツインターボが
メジロマックイーンを破ったライスシャワーを
はじめとした強豪を突き放し、

 

1着でゴール板を駆け抜けるんです!!

 

ツインターボの頑張る姿を見たテイオーは、
自分もまだがんばれるんじゃないかって思うんです。

 

さらに観客からのテイオーコール。

 

そして、テイオーは再起に向け、
もう一度頑張ることを決意したんです。

 

一方、ライバルのメジロマックイーンは宝塚記念、京都大賞典と勝利。

天皇賞(秋)を目指して調整していたんですが、
繋靭帯炎(けいじんたいえん)を発症してしまいます。

 

この繋靭帯炎というのは競走馬にとって致命傷。

 

それでも、走ろうとするマックイーン。
いくら頑張っても激痛でまともに走れない。。。

雨の中、無理をして走ろうとしている
マックイーンの元へテイオーが訪れるんですよ。

 

そして、テイオーは

「ボクが頑張れば奇跡を起こすことを証明してみせる!!」

と励まし、

 

1年ぶりのレースぶっつけで有馬記念に出走することを決意するんです。

 

 

そして、舞台は有馬記念へ、

 

 

ライバルは1番人気の菊花賞を制したビワハヤヒデ、
菊花賞や天皇賞(春)を制したライスシャワー、
昨年の覇者メジロパーマーなどの強豪が揃う中、

トウカイテイオーは4番人気。

周囲は1年ものブランクがあったら
勝てないと思っていたんですよ。

 

そして、いよいよ有馬記念が始まります。

 

各馬ゲートイン、
そしてゲートが開きます!!

 

早いペースで進むレースにトウカイテイオーは
食らいつくことで精いっぱい。

それでも、中盤まで後方待機策をとったテイオーは
2周目第3コーナーから徐々に進出。

4コーナーでトウカイテイオーは先頭に立つ
ビワハヤヒデの背後に追いつきます。

最後の直線に入ると先に抜け出したビワハヤヒデを
追走しゴール直前まで競り合います!!

 

その競り合いを制して半馬身差で優勝!!

 

3度の骨折、
364日のブランク、
前年の有馬記念では11着、

こんな状況からトウカイテイオーは、
見事復活して有馬記念で勝ってみせたんです!!

 

こんなに長いブランクで復帰できた馬っていないんですよ。

 

本当に泣けました。。。

 

史実✕物語の重要性

 

史実としても凄い話なんですが、

チームメンバーとの友情、
ライバルとの切磋琢磨、
栄光と挫折、
挫折からの復帰、

と、ストーリーを織り込むことで
泣けるコンテンツに仕上がっているんですよね。

 

何度も言いますが史実を語るだけ、
機能的価値だけのコンテンツは面白くない。

 

歴史の教科書と変わらんのですよ。

 

そんなのは誰も求めてない。

 

でも、そこに感情的価値を上手に織り込んでいけば、
読まれて、さらに読み手を動かすコンテンツになるんです。

あなたも自身のブログ記事やプロフィールに
ストーリーを織り込んでみてください。

 

大事なのは「史実✕物語」で語る。

 

特に男性の情報発信者はマストですからね。

 

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興味のある人は読んでみてください。

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