今回はネットビジネスを始めるとき、
パートナーにどう切り出すかって話です。
なんか、ダイレクトに
「ネットビジネス始めたいねん。」
なんて言うと、
「怪しい商売ちゃうの?」
「騙されてるんちゃうん?」
まぁ、こんな反応が普通でしょう。
だから、パートナーに内緒で始める人も多いんですよ。
で、ぶっちゃけます。
どうせ、バレるし反対されます。
だから、最初から、
「今日からネットビジネス始めるんで宜しく!!」
って、言ってしまうのがいいですよ。
もし、あなたのパートナーが、
「あなたのやりたいことなら大賛成よ。」
「時間もお金も自由にしていいわよ。」
みたいな神様仏様みたいなパートナーなら、
あなたは超絶ラッキーですよ!!
今からガンガンやっていきましょう!!
って、世の中の99.9%の人はそうならないですよね(^^;
最初の、
「怪しい商売に決まってるわ!!」
「あんた、絶対だまされてんで!!」
「そんなんで食べていけるわけないやん!!」
「副業なんか始めて家族の時間はどうすんのよ!!」
のパターンでしょう。
だからといって無策で挑むのは
無謀なので後で対策を話しますね。
まずは拒絶される理由から話していきます。
なんでそんな拒絶反応を起こすのか?
人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)
ってのが備わっているんですよ。
分かりやすく言うと、
何か外的要因で変化が起ころうとすると、
現在の安定した状況に戻そうとする力です。
本来は人間が生きていくために必要な機能です。
急激な変化で衣食住、
特に食べられなくなると、
凄く困るじゃないですか。
本能的に飢えたり死んだりしないための機能です。
凄く大事ですよね。
ただ、衣食住に困らない現代社会では
足かせになることもあるんですよ。
変化が必要なとき、本能的に拒絶してしまうんですよ。
例えば、今のサラリーマン収入では将来的に
生活が厳しくなるのは目に見えてたとします。
でも、人間はホメオスタシスの力で知らないことが
2割を超えると拒絶反応を起こすんですよ。
あなたはネットビジネスが気になって、
それなりに調べて知識があるでしょう。
でも、パートナーの知識はゼロですよね。
つまり10割知らないことばっか。
だから、拒絶反応を起こすんです。
私も副業始めた頃は妻への対応にめっちゃ苦労しました。
最初は家計が苦しいからお金の勉強を始めようと思って、
娘を託児所に預けて2人でお金の勉強に行きました。
今の給与水準では将来娘を大学に行かすのは難しいとか、
老後は年金だけでは絶対ムリだから資産を築かないといけないとか、
今、行動を始めないと親の介護まで重なってくるとか。
でも、本人興味ないから嫌々って感じだったんですよねぇ。
私が不動産投資を勉強したり、
不動産を購入したり、
講師業の副業始めたり、
ブログ始めたりしたり、
全部、最初にちゃんと説明した上で始めました。
でも、結局始めたら、
全部、拒絶反応起こしました。
家で物件見てると不機嫌だし、
講師の資料を覚えていると不機嫌だし、
家でブログ書いてると不機嫌だし、
Twitterやってると、
「私と話すよりTwitterの人とが楽しいんやね。」
と、嫌味言われたり。
仕方ないので、
休日の会社でこっそり練習とか、
家族が寝静まってからこっそり記事書くとか、
トイレでこっそりTwitterとか、
まぁ、こんな感じで、
「家族のために稼ごうと頑張ってんのに何でこんな肩身狭いんや!!」
って、思ってましたよ。
その割には不動産収入や講師料はパァ~っと家計で使っちゃうんですよ。
逆の立場なら意地でもそのお金は使いたくないと思うんですが、
妻からしたら「足りないから。」の一言で使っちゃえるんですよ(^^;
私が法人立ち上げたのもこれが理由のひとつです。
この頃は鬱っぽかったし、
500円玉くらいの円形脱毛症にもなりました。
もうね、論理的なことは全く通用しない。
あるのは感情論だけなんですよ。
だから、パートナーと揉めるの前提で、
ネットビジネス始めることを言ってしまいましょう(笑)
と、無策で挑んでも玉砕するだけなので、
ここからは少しでも緩和できる、できたら丸く収まる
交渉テクニックの話をしていきますね。
パートナーに使える交渉術や対処法
実は私、過去に交渉術について勉強してるんですよ。
不動産投資の世界は交渉の世界。
交渉次第で物件購入価格や家賃、
借入額などに大きな差が出るんですよ。
そんな交渉術から使えそうなものをいくつか紹介しますね。
返報性の法則
これは何かしてもらったら何か返さないと
いけないって気持ちになるやつのことです。
例えば、
スーパーの試食を食べてしまうと、
その商品を買わないと悪いような気がする。
こういうのです。
だから、先にパートナーにプレゼント買うとか、
やりたいことをさせてあげて、
「じゃあ、ネットビジネスやってもいいかな?」
って、切り出すんですよ。
この返報性の気持は字管とともに薄れていきます。
だから、お返しを要求するのは直ぐが一番効果的です。
ドア・イン・ザ・フェイス
これは最初に大きな要求をしておいて、
どんどん引いていく交渉術です。
例えば、
「俺、明日会社辞めてネットビジネス始めるわ。」
なんて言ったらパートナードン引きですよね。
そこから、
「ほんなら、副業でネットビジネス始めるわ。」
「スキマ時間にブログ書くだけやったらいいやろ?」
と、要求を下げていくんです。
そうすると、
スキマ時間にブログ書くって会社辞めるより
凄く小さなことに見えますよね。
そうやって要求を飲ませるんです。
逆にフット・イン・ザ・ドアってのもあります。
これは小さな要求から始めて、あれは?これは?それは?と、
どんどん要求を積み増していく方法です。
「Twitter始めたいんやけどいいかな。」
「ブログ書こうと思うねん。」
「メルマガやってみてもいいかな?」
「会社辞めてもいいかな?」
と、
さすがに会社辞めるは無理でしょうが、
ちょっとずつ認めさせていくんですよ。
この辺りの交渉術については影響力の武器って
本があるので読んでみてください。
パートナーにも経験してもらう
これは両刃の剣の部分があるのですが、
パートナーにも参加してもらうんです。
私の場合、
妻も不動産投資の勉強をするのに2年間講座に通いました。
私がブログ書いているのを見て自らSEOブログを始めたりもしました。
これはね、本当に理解が深まります。
でも、問題があって、
お互いに忙しくなってしまうってことです。
例えば、
不動産投資の講座に通うのに
娘をほったらかしにできないじゃないですか。
勃発したのが、どちらか1人しか行けない問題。
妻がSEOブログ始めたときもサロンの
オンライン講習とか座談会とか参加始めたんですよ。
私が家事をしないといけない問題。
私だって別に妻の勉強したい、
やってみたいを止める気はありません。
でも、バッティングしたら困るって分かるでしょ!!(^^;
やっぱ、理論じゃないんですよね。
こういう事態になったら仏の心で受け入れてあげてください。
これを超えたら流れは良くなりますから。
結果を出す
これは凄くシンプルなんですが、
結果を出して家計に余裕を生むんです。
昔、杉村太蔵さんが言ってたんですよ。
「家族が株式投資で利益が出てるって分かったら
リビングで株取引してると子供が騒がなくなったし
妻もお茶をそーっと静かに出すようになったんですよ。」
まぁ、実弾は最強ですわ(笑)
私も家計の銀行口座に振り込まれる金額に
比例してビジネスする自由度が増した気がします。
ま、人間ってそんなもんなんですよ。
継続すること
私もね、
ある程度自由にビジネスできるようになるまで、
丸2年以上かかってるんですよ。
その間、ずっと浮き沈みの繰り返し。
でも、完全に歩みを止めることは無かったです。
妻とか子供とか自分以外の意思が介在すると、
そんな簡単に物事は進まんのですよ。
独身のようにはいかんのですよ。
それは肝に銘じてもらいたい。
でも、諦めたら終わりなんですよ。
家族との折り合い付けながら進めるのは大変でした。
しかし、その困難を乗り越えた分の力は付きました。
この経験は今後も間違いなく役に立ちます。
だから、結果が出なくても焦らず、
コツコツと学びと実践を積み上げてみてください。
最後に、
私もなかなか思うように進まなくて
「離婚」が頭にちらついたこともありました。
今の夫婦関係が最悪なら思い切って離婚もアリでしょう。
でも、私は離婚を選択しませんでした。
副業するのに妻が凄く邪魔だと思うこともありました。
でも、
家族のために始めたことだし、
妻に支えられた部分もあったし、
自分の知らない価値観とか、
視点とか知ることができたとか、
何より好きなんでね(^^;
最後にちょっとのろけましたが(笑)
まとめると、
- ネットビジネスはカミングアウトしてしまおう。
- パートナは無知だから拒絶するのは仕方ない
- 交渉術でできるだけ丸く収めよう
- 後はあきらめないこと
ちょっと辛口ですが、
人生あきらめるのだけはアカンと思うんですよ。
だから、チャレンジしてみてください。
私は結構遠回りしてきました。
メルマガとかブログ、Youtubeなんかで、
あなたが遠回りしなくて済むよう
ビジネスに関する色々な情報を発信してます。
例えば、
ビジネス始める前にやっておいたほうがいい
自己分析できる記事なんかも書いてます。
今回はあなたの得意を見つける方法の話です。 なぜ、こんな話をするかというと、 何かを始めるとき、あなたの得意が明確だと方向性が はっきりして目標に向かって真っ直ぐ進めるんですよ。 […]